土木 - ベテラン

新工法や新素材を取り入れ、
常に新しい工種に挑戦。

当社は長年、官公庁などの案件を多く請け負ってきたこともあり、現場の体制がしっかりと構築されています。こうした環境で学ぶ新人たちは、1、2年の現場経験を積めば責任ある仕事を充分にこなせるようになります。若手社員が少ない今は、早く成長できるチャンス。土木や建築を学んだ人も、文系学科出身の人も、スタートラインは同じだから一つひとつ丁寧に教えます。現場では協力会社の職長からも学ぶことは多いでしょう。

現在任されている現場には、入社1年目の新人係員が配属されていますが、すでにしっかりと現場監督として仕事をこなしています。新人は何も分からなくて当たり前。だからこそ、疑問があれば何でも質問してほしいですし、挑戦もしてほしいと思っています。頭の中に描いた計画通りに工事が完了したときの達成感を、彼らにもぜひ、味わってほしいです。

私の所属する土木本部では、下水道、橋、道路などさまざまな構造物を手掛けます。新築もあれば再構築や修繕もあり、そのたびに最もふさわしい新工法や新素材を検討します。私は長年この仕事をしていますが、初めて経験する工種が常に現れるので、スキルアップのために各種講習への参加は欠かせません。こうして得た知識をもとに、会社に対して新工法の提案をすることも私の役割。方針が決まった後は、所長として多数の業者さんへ指示を出し、予算やスケジュールの管理を行い、日々の天候に注意を払い、さらには地元住民の方々とのコミュニケーションを図りながら、必ず期日に工事が終わるよう工程を調整していきます。

現在の現場は、住宅地の下水道設備の再構築。約2年の工期で夜間工事も行いますが、私のポリシーは仕事と家庭を両立すること。部下と交替で休みを調整しながら、全員が余裕を持って仕事ができるよう職場環境を整えています。
こうして成し遂げた仕事により、工事現場の地元市町村から感謝状を受けたり、発注者である官公庁から表彰を受けたりすることは大きなやりがい。この成果は、そのまま会社の評価につながっていきます。

酒井 徳之
土木本部工事部 所長
2004年入社 東海大学工学部土木工学科卒
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