文系学部から建築業界へ。
好奇心いっぱいの毎日。

文系学部出身ですが、建築に興味を持って入社を決めました。知らないことを学ぶ日々は新鮮です。思い出深い仕事は、最初に配属されたマンションの建築現場。基礎の杭工事から上棟・竣工・引き渡しまでの一連の流れの中身を経験することができました。施主様からは「またこのメンバーで仕事をしたいね」と言っていただけたので、自分の努力も認められたようで嬉しかったです。

まだエレベーターが出来ていないマンションの中を昇り降りすることは大変ですが、図面チェックやスケジュール調整などのデスクワークも多く、今のところは思ったほど体力は使いませんね。建物の基礎構造やボートの中の素材、床、壁、天井の中の配管や配線などを見られることは今でも面白いですし、進捗状況が毎日変わる様子を見られることも自分の性格に合っています。

最初の目標は、一級建築施工管理技士の資格を取得すること。受験資格となる実務経験年数はまだ先のことですが、日頃から実際の業務と試験の内容を照らし合わせ、通勤時間中には参考書を読み、自分なりに勉強を始めています。試験直前には会社から集中講座の受講費用が補助されるので、無駄にしないよう頑張りたいと思います。
入社後初めての現場で面倒を見ていただいたのが池田所長。私にとって建築現場とは、聞いたことのない専門用語が飛びかい、初めて見る道具でいっぱいの世界でしたが、池田所長はどんな質問にも丁寧に答えてくださいました。その後も池田所長の現場への配属が続き、３年目の今ではプライベートの相談にも乗っていただいています。（笑）

池田所長の凄いところは、難しい状況でも常に笑って対応し、周囲に決して心配をさせないこと。私もいずれは現場担当者、現場主任として仕事をしますが、そのためには品質管理や予算管理の能力だけではなく、周囲の状況を常に読み取って適切に対応できる力も養わなければいけないと感じますね。そしていずれは現場所長になり、鉄骨造の建物や大きな構造物など、多様な建築を手掛けていくことが楽しみでなりません。

尾藤 翔暉

建築本部　工事部　担当係員
2015年入社　成蹊大学法学部法律学科卒